STUDIO N2

2020/04/07 23:35

ハンドメイド木工家具でおなじみの「エンジェルズダスト」さんが、かりん(花梨)の木材から一本一本手で磨き上げたお箸です。写真の赤身のかかった色は、かりんそのままの色でコーティング剤など一切使用せず、阿波の蜜蝋で仕上げています。まさに職人の技です。

かりんは硬く、音が良いことから、楽器やコンサートホールの床や壁などにも使われている高級木材の一つです。お箸が触れ合う音がとても心地よくて、食事もいっそう楽しくなります。かりんの木は主に東南アジアが原産の「南洋材」で、実は自然保護のために伐採規制がかかり、輸出規制されている木材です。今となってはなかなか手に入りにくい非常に希少な高級木材なのです。
最近ご自分のお箸を持ち歩く方が増えています。藍で染めたコットンオックスの箸袋はとても軽く持ち運びに便利で、抗菌防臭性も備えています。忍者がどろ~んするときに持っている巻物のようですが、実は巻いている紐は、袋状に織られている丈夫な「真田紐」を使用しています。また、紐の先端についている「ささこはぜ」という留め具もかりんの木から削り出し、一つ一つ手で磨き上げています。
そんなこだわり満載「かりん箸&藍染箸袋」のセット販売を始めます。 乞うご期待!!